〇年ぶりに、BL小説(電子書籍)を買いました。タイトルは伏せますが、BL小説にしては(失礼)わりかし世界観がしっかりしたファンタジーシリーズもの。7冊ほど続いており、1冊1カップリングにスポットを当て、まとまったら次のカップリングにバトンタッチしていく(ただし皆共通の団体に所属しているため、他の巻で主役を張ったカップルがチラホラ出張ってくる)といった構成になっていて、1巻完結で読みやすいです。たびたび重版されているようなので、そこそこ人気もあるようです。が。
受けが全員同じに見える/(^o^)\
3冊目から嫌な予感がして、4冊目で確信しました。うーん。みんな華奢な美少年で、思考も、行動も、なにより喘ぎ声が、もうほんと全部女の子みたいなんですよね~~。いやそういうのもありだと思うし、けっして嫌いではないけれど、こうも似たようなのが続くと胸やけするっていうか。一人だけ、威勢がよくて口が悪い受けちゃんがいるのですが、やっぱり華奢で綺麗系なんですよね。
じゃあ攻めの方はバリエーション豊かなのかといわれるとそういうわけではなく、こちらも微妙。一応、種族の特徴という免罪符(?)があることにはあるんですが、それにしたってちょっと偏りすぎでは……と思うくらいには、お腹いっぱい。元々、いわゆる俺様攻め(オラオラ攻め?w)が苦手なので、1・2冊ならいいけれど、そればっかりが続くとげんなりしてしまうようです。ああ4冊も買ってしまってどうしたらいいの……と嘆きつつ、処分に困らない電子書籍でよかったと、変なところで折り合いをつける今日この頃。
このことから学んだのは、今でこそ女の子みたいな受けでも読めるようになったけれど、BLに目覚めた当時は「ワイルド粗野受け以外はノーセンキュー!」なメンドクセー腐女子だったので、やはり今でも基本的な嗜好は変わっていないのだということ。じゃあ最初からそういう設定で探せと言われそうですが、かといってそっち系ばっかり追求すると、えらいハードなのを引き当てちゃうこともあるんですよ! 極道と刑事(医者)とか。俺のマグナムが火を噴くぜ! 帯に使われてるだけかと思ったら本当に拳銃突っ込んでた! そういうのいいから!!w こういう嗜好って本当に厄介で、ちょうどいい匙加減のものを探すのはえらい大変です。BLは、漫画より小説を読みたい勢なので、試し読みするにもいちいち時間がかかっちゃうし。
新たな発見もありました。昔は大の苦手だった言葉責めがわりと受け入れられるようになっていたこと! ていうか、むしろ、好き……かも……? あわわわわ。これは受けに甘える(でもやることはやる)感じの攻めだったのが、よかったのかなあ。最中にべらべらしゃべる攻めって、ダメだったはずなんですが……うむ、今回はよかったです。
久しぶりに更新したと思ったら、いったい何の話をしてるんだw
リハビリですリハビリ。こんなことでも記事にしないと、本当にわたし、文章を書かない人間なので!
あたいも焼きが回ったね()なんて感じる冬の夜でした。